水戸で一番人気のあるお芝居をする団体といっても過言ではないのでしょうか。
毎年話題をかっさらっていく
「水戸子供演劇アカデミー」のお手伝いをしてきました。
出演者
総勢60人!全員がシンクロして踊るシーンはかなりの迫力でした。
子供達の熱気に、ただただ驚くばかり。
しかも、みんな芝居がすごく上手。全然台詞かまないし

中でも目立って活躍していた「ジョシア」という役を演じた役者さんがいるんですが、中学生に思えない。
タケプー風にいうと、マジはんぱねぇ上手さでした



彼女が台詞を言うたび、聞き入ってしまうというか。
脚本も演出も、はっとしたり、なるほどと思ったり、思わぬ仕掛けがあったり。
ラスト一週間しかお手伝いできなかったのですが、楽日ラストのシーンは舞台裏でぐっさんと二人、感動で涙ボロボロでした。もちろん役者のみんなも号泣でした。
ところで、気付いてメールや電話をくれた方もいらっしゃるのですが、実はちょこっとだけ出演もさせていただきました。
主人公トーマ少年の母親役です。
誕生日を迎えて初めて来た役が母親役とは。感慨深いですね。
素晴らしい作品に参加することが出来て、ほんと幸せ。長谷川さん、ありがとうございました。
でも反省もいっぱい。あー、私がもっと白石加代子みたいに上手だったらなー。
精進します。
今までは子劇って「子供に演劇を教えるところ」という考えがあったのですが、むしろ「役者を育てるところ」のように思えました。
舞台に立っているのは子供じゃなくて、みんな役者。
何でもかんでも100%の力で立ち向かっていく情熱みたいなものがあるから、幕が下りた瞬間にあんなに号泣できる感動を得られるのかなぁ。
子劇を通していろんなことを考えた一週間でした。
あー、白石加代子みたくなりたい。