友人である三池君(リトルウェッジの魔女とか書いた人。腰痛持ち)の先生が主催する劇団が演劇講座をするというので、行ってみる。
場所は都内の大きいコミュニティホール。間違えて同会場で行われていた就職説明会の部屋に入ってしまい、三池君に「ちょ、おま」と普通に怒られる。
今回の論点は
「今もっとも求められている演劇とは何か?」みたいなカンジ。
40人くらいで議論するのだが、おじいちゃんや同期の友人、人気劇団の俳優さんなんかがいて、ちょっとびびる。
結論は
、「ディズニーってすげえ」ということ。(←簡単に言うとね!)
ストーリーの分かりやすさ、音楽、可愛い衣装や奇想天外な登場人物。
悪者は悪者に徹し、ヒーローはヒロインを、ヒロインはヒーローを裏切らない。
演劇慣れしている人はともかく、演劇に慣れ親しんでいない層の人たちには、最近はやりの「悪者がどうして悪者になったのか、そのバックグラウンド」や、「複雑な時空を越える謎かけ」や、「あまりにも深すぎる心理描写」が理解できないというのだ。
確かにディズニー映画っておもしろい。
こんなに長い間世界中の人たちに愛されているのは、やはりそれだけのカリスマ的な何かがあるわけで。
主催の方も「もちろん、一概に今回の答えが正解ってワケじゃありませんが」とおっしゃっていましたが、“わかりやすい演劇”を提供することにより、演劇を好きになってくれる人たちが増えれば文句なしですよね。
ただ、
分かりやすさを重視しすぎると地味になるので気をつけて、とも言われました。はーん。
つまり、目指すは派手で分かりやすい舞台って事で。
帰りに衣装部の奥村君と合流し、下北沢で友人の芝居を見てきました。
奥村君に「今度の芝居、どうなの?」と聞かれ、「そうね、結構まとまってきたかな」なんて言ったけど、嘘です。全然まとまってないです、ごめんなさい。
頑張ります。私も座長も頑張ります。
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