キミジャグ織笠による楽屋裏探索戦記★★★
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とりあえず「ライチ★光クラブ」を見た事がない方に、1分30秒でわかるライチの神画像を。
仙台行ってきました! もちろん東北大学学友会演劇部卒業公演「ライチ★光クラブ」を観るために! 道連れにされたのはキミジャグ脚本でお馴染みの三池君と、ニイチ。 ニイチとは久しぶりの再開だったためお互いテンション上がりまくり。 静かに生きて行きたい京都人の三池君にたいそう迷惑をかけてしまいました。 その節はゴメーンネ。 初仙台駅、でけー! 駅近くの牛タン弁当を食べて、いざ東北大学へ! ↑こういうの大好き。手書き感がすごく良い。 自分が通ってた大学と違う大学って不思議。 誰かと間違われて「おーい、バイバーイ」と言われたり、初めて来たのに懐かしかったり。 暗い校内を抜けて、第6ホールと呼ばれる場所まで。 受付を済ませ会場に入ると、古びた秘密基地のセット。汚しの美学。勉強になりました。 席に着く前に可愛い受付のお姉さんから渡されたものが。 でっかいビニールシート。 お姉さんは「本番中、色々飛んでくると思いますので…」と笑顔で。 確かにチラシには「噴出す鮮血!飛び散る臓物!」と書いてある。 でも、実際かの有名な東京グランギニョルも客席に血のりを飛ばして、お客さんにクリーニング代を請求された事があるそうです。ビジュアル系のライブみたい…。 これはもうむしろ記念に血のりをかけてもらわなきゃと、一番前の席へ。 で、感想なんですが…。 すっごくおもしろかった! 歴代おもしろ芝居上位に食い込むくらい! うわー、言葉が足りなすぎて私が言っても陳腐に聞こえてしまう。 でも、観終わってまず感じたのが「みんなも連れて来れば良かった!」でした。 良いお芝居はみんなで観て、ちゃんと吸収したかった。 演技を含めて、演出・舞台装置・照明・音響の完成度の高さ。大学生の作品とは思えないほど。 出演者がみんな個性的でカッコイイ。 原作があんなに人気のあるものを舞台化なんてどうなるのかなーと思ってたけど、ここが舞台化してくれて本当に良かった。 あのかの有名な「なーんか間違ってねえか?」のシーンは、客席女性陣「ぎゃああ」ですよ。悶え。 そしてラストの水! 舞台上に天井から注ぎ込まれる、水・水・水。 タカユキと「舞台に雨降らせたいよね~」とかよく言ってるんですが、雨どころの騒ぎじゃねえ。 本当に水没するんじゃなかろうかというくらいの大量の水。 プリセット大変そうですねーと出演者の方に言ったら、演出でやりたい事をやっただけ。片付けなんて二の次です。と笑顔で答えてくれて、それがなんか胸に響きました。 もちろん舞台から飛んできましたよ。プルップルンの臓物。 客席から起こる小さな笑いと悲鳴。 ただ「すごーい」「かっこいい」だけじゃなくて、あの「観てはいけないものを観てしまった恐怖感」を感じさせてくれた舞台。見世物小屋感覚。やりたいやりたい! 愛しき出演者の方々。みんなずぶ濡れで客だしです。寒そう! タミヤとニコは血だらけ・泥だらけになっても男前でした! 個人的に大好きだったライチ役の役者さん。 動きが人間ぽくない!それでいてキュート! 東京グランギニョルでは嶋田久作が演じたライチ。 背が高くてビックリ。 夜は舞台の感想&ちょっと真面目な話をしながら牛タン鍋をいただきました。 仙台って気軽に行けるもんなんだなー。 とにかくいいお芝居だった!ありがとうございました! PR この記事にコメントする
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